コラム

2022年02月10日

【意匠登録出願中】新開発!治具(ホルダー)のご紹介

これまでの充填機は、充填容器が変わる場合、容器を固定する固定ホルダーを変更することで充填容器サイズの変更に対応してきました。そのため、現在まではこの固定ホルダーをいかに簡便に、短時間で交換できるかという点が各社の競争点となっていました。

しかしながら、固定ホルダーの交換は若干の経験が必要であり、経験者が対応しなければならない問題がありました。又、固定ホルダーの交換時間を短くするとしても、その時間短縮には限界があり、少なくない交換時間が必要となっていました。

そのために、内容物が同じでありながら、容器サイズが違う場合には、固定ホルダーを交換する必要があり、この交換のために装置の稼働を止める必要がありました。
このことは、装置を稼働できない「装置休止時間」となり、機会ロスを生んでいました。更に、交換した固定ホルダーが適切に設置されないことで、装置が正しく稼働できないという状況も現場では発生していました。

この様なお客様のニーズを受け、型久堂では独自の可変式固定ホルダーを開発いたしました。
この可変ホルダーを用いることにより、充填容器サイズとして汎用である20~50φの容器を、固定ホルダーの交換なしに連続使用が可能になりました。

これにより、多様な容器サイズでの充填というニーズに対して、著しい生産効率の実現が可能になりました。
もちろん、充填対象物が変わるなどの切り替え時においても、可変ホルダーの交換は必要はないため、切り替え作業での実施事項は少なく、作業性の向上につながります。本技術は弊社が意匠権を持っている為、弊社品以外で採用できる企業様はありません。
これまで、容器サイズの変更に伴う固定部の変更に不満を持っていた多くのお客様に、新たなソリューションを提供することが可能になりました。

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